日本時間の26日0時頃、ビットコインが80万円台から110万円ほどまで一気に約35%上昇しました。
その原因はなんだったのか?カンタンに解説します。
ビットコイン価格が急上昇
今朝起きて驚いた方も多いのではないでしょうか。ビットコインが前日比約35%というスゴイ勢いで上がりました。これぞビットコイン!という感じで、久しぶりに100万円を超えました!!
これを受けて、今後の相場は上昇に向かいそうです。アルトコインも勢いをつけています。(26日11時頃)
さて、この爆上げのきっかけとなったのは何だったのでしょうか?そこには中国が関係していると言われています。
今後の相場【おすすめ記事】

習近平主席の発言が影響!?「チャイナ・パンプ」
25日の共産党会議で、習主席が「ブロックチェーン分野で世界を牽引する地位を確保するように推進する」と発言。
中国共産党がブロックチェーンを重要な革新的技術であると見なし、テクノロジー開発の推進に取り組むべきだと話したことが今回の価格上昇のきっかけになったと考えられます。
「暗号資産(仮想通貨)」という言葉は出てきていませんが、これまで暗号資産の取引を全面禁止していた中国トップの今回の発言はポジティブ材料となりました。
そこに下落目線で考えていたトレーダーたちのロスカットが巻き込まれるかたちとなり、更に価格が上昇したものと思われます。
ビットコイン相場と中国の関連性
ビットコイン相場と中国の関連性についてはこれまでも話題となりました。
例えば、中国の国営メディアが初めてビットコインの特集を公開した2013年、その2か月後に当時の最高値(約10万円)を記録しています。
さらに、2016年、中国の中央銀行が「ブロックチェーンは重要な技術」と発言し、国内のブロックチェーン企業が活発化したことで2017年のバブル相場(約200万円)を招いたとの意見もあります。
ねこせん
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中国の動向が気になる中、23日に行われたリブラ公聴会
Facebook主導の暗号資産Libra(リブラ)は、世界の銀行口座を持たない17億人やFacebookユーザー20億人がスマートなお金のやりとりを可能にすることを目指したものですが、「現在の米ドルの地位を脅し、アメリカ経済と国益を損なう」としてアメリカ政府により規制がなされる方針となっています。
それに対し、CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は23日に行われたリブラ公聴会の中で「革新無くして金融のグローバルリーダーの継続はあり得ない」との見解を述べました。
中国は国としてデジタル通貨の発行準備を進めており、アメリカ主導の立場を継続したいなら国内で争っている場合ではないと、アメリカ政府へ警鐘を鳴らしています。
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