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学校で習うビットコイン🏫

学校で習うビットコイン

ある国でね、ビットコインをはじめとする暗号資産を高校の授業で取り扱い始めてるCCN(Crypto Currency News)って記事を見たよ📰

しょこりーな

天使たん

え、どこの国だろう・・・
ヒントは赤と白と青の国旗🇫🇷

しょこりーな

1.オランダ
2.タイ
3.フランス

天使たん

教育制度を国が管理していて、全国で同一カリキュラムが組まれるフランスかなぁ・・・
天使たん、ピンポーン❣️

しょこりーな

天使たん

やったぁ✨元々EU自体が暗号資産に対して割と寛容な見方をしていて、ドイツでは、1年以上保有されたビットコインに対して、キャピタルゲインへの課税は無いって聞いたよ😊
キャピタルゲイン(capital gain)
株式、債券、暗号資産など、保有している資産を売却することによって得られる売買差益のこと。
EU離脱で騒がれているイギリスでは、ビットコインが外貨として検討されているんだよね💰

しょこりーな

ねこせん

そんな中、特にフランスは、次世代の労働力に対する準備としても、暗号資産への取組を進めているみたいだにゃ。
世の中は刻々と変化しているのだから、将来を担う子供たちへの教育内容も変わっていくべきだよね。

BB

しょこりーな

じゃぁ早速、記事の一部を取り上げながら、暗号資産やブロックチェーンの復習をしてみよう♪
参考 French High School Students to Get Bitcoin Introductory ClassesCrypto Currency News

ビットコインから学べること

しょこりーな

フランスの国民教育省(The French Ministry of National Education)は、「ビットコイン含む暗号資産」を高校のカリキュラムに組み込む形でシラバス(年間授業計画)を変更したんだって!
今年6月現在、同国の経済と社会科学の授業では、「通貨とは何か」、「通貨はどう作られるのか」といった題目の中で、ビットコインについて学ぶみたいだにゃ。

ねこやん

通貨とは何か

ビットコインはユーロに取って代わることが出来るのか。

自国の通貨への信用はあるか。

ビットコインは他の通貨と同じ類のものか。

しょこりーな

授業に参加する生徒たちは、上記のような質問への答えを求められるって。
そもそも、通貨ってにゃんだ?

こね子

通貨
流通貨幣の略称。「価値の尺度」「価値の交換」「価値の保存」の3つの機能を持っている必要があるとされる。これを一般的に「通貨の3大要素」と言う。

  • 「価値の尺度」・・・客観的にモノやサービスの価値を計り表す機能
  • 「価値の交換」・・・モノやサービスを入手する機能
  • 「価値の保存」・・・未来に価値を保存しておく機能

SAYOSAYO

上記3つが揃って初めて通貨と言えるんだね!

通貨と信用の関係性

しょこりーな

通貨は信用があって初めて価値があるといえるよね!
どうして信用が必要なんだにゃ?

ねこやん

しょこりーな

ねこやんが今お財布に入れているお札を発行しているのは、日本の中央銀行である日本銀行(以下、日銀)。だからお札には日本銀行券って印字してあるよね。
日本という国(政府)は「借りたよ」ってことを示す国債と引き換えに金融機関渡からお札を手に入れ、その国債を日銀がお札で買い取るってループで市場にお金が流れるってわけだ。

はなこ

金ちゃん

だからその価値は、日本への信用(経済的に問題ないかどうか等)に支えられているんだよね。当然、経済破綻など、紐づく国の信用が下がれば通貨の価値は下がる。最近だと昨年のトルコリラの大暴落が記憶に新しいかな。

法定通貨と暗号資産

上述のように、法定通貨の価値は発行する国の信用に大きく左右されます。
一方、USDTのように法定通貨にペッグされたものを除き、暗号資産は基本的に無国籍!そして非中央集権型(分散型)!

どの国にも紐付かないことから、「避難通貨」、つまりリスクヘッジ先としてビットコインに一部資産を移動させる人がいるんだにゃ。

ねこせん

はなこ

じゃぁ暗号資産の価値は何の信用に影響されるの?
ひとつは、そのネットワークセキュリティの信用性。例えばビットコインは、ハッシュレートと相場が相関することが多いよね。

天使たん

金ちゃん

ハッシュレートが上がるってことは、より多くの人が取引の承認に参加しているということ。つまり、ハッシュレートが上がれば上がるほど、不正が起きづらい状態と言えるよね。

トラストレス

トラストレス(Trustless)って言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
trust(信用)がless(少ない)だから、一見「信用できない」とも受け取れるけど、そうではないんです。
少し噛み砕いて言えば、1カ所に信用が集中しないように分散した状態のこと。
ブロックチェーンは、私たちの生活をトラストレスにしてくれると言われています。

例えば天使たんが引っ越しをするなら、不動産仲介業者には、何を伝える?
希望の家賃とか、最寄駅からの距離、築年数とかかな!

天使たん

しょこりーな

そうだよね。で、仲介業者はそれに合う物件を探して案内する。でもさ、本当にその業者が案内した物件や条件がベストなのか、100%業者を信用できる?
うーん、詳しくない部分は、上手いこと丸め込まれてもわからないかも・・・

天使たん

こね子

仲介業者に信用の在処が集約されてしまっているから、情報を操作されてもわからないわけだよね。
一方、ブロックチェーン上に登録された物件の情報や、家探しをしている人の情報などは勝手に改ざんも出来ないし、スマートコントラクトを活用すれば、互いの条件が一致した時だけマッチングされる形が実現可能だよね!

しょこりーな

スマートコントラクト
契約の自動化を行えるプロトコル。ここでいう「契約」とは、「取引行動全般」をさします。契約条件の確認から履行まで実行可能とされる。

ノマドワーカーとして活躍中のイケハヤハヤトさんはご存知ですか?彼のYoutubeチャンネル【イケハヤ大学】で、トラストレスについて言及されていたので、紹介します!
その題名の通り、中学生でもわかる説明の仕方で非常にわかりやすいので、ぜひ参考にして下さい!


しょこりーな

個人的には、世の中には「無駄」や「ロス」と私たちが感じるものもある程度は必要だと思っていて、それらを完全に排除する動きには賛同できないけれど、うやむやにされがちな発展途上国の人々の所有地証明が可能になったりすることには期待しているよ!
まずは、ビットコインという議題を学校の授業に導入することによるフランス国内での影響や効果を、これからしっかり観察していきたいね!

ねこせん

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