2020年はビットコインの半減期を迎えるが、あるアナリストによると、価格の急落はあり得ると主張している。
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- アナリストによると、ビットコイン価格は、マイナー達の売却に伴い2,000ドルから3,000ドル辺りまで落ちる可能性があるという。
- 2018年12月、ビットコインは数週間で6,000ドルから3,000ドルまで落ちた。
- もしマイナー達が撤退すれば、彼らはまた半減期後に戻ってくるだろう。
ビットコイン価格は2,020ドルまで落ちる?
This looks bad…
The perception of value for #bitcoin exceeded the 2017 mania this year but price did not.
A change in perception like 2018 will likely drag the price down much further than the majority expect.
$2020 in 2020 doesn't seem crazy to me. pic.twitter.com/8G8vQWxaQA
— EX (@icoexplorer) November 29, 2019
多くの投資家達が、先週の6,600ドルを底値だと信じている反面、あるアナリストは、「2020年にビットコイン価格は2,020ドルまで落ちる可能性がある」と発言している。
CCNへの話によると、そのアナリストは、暗号資産(仮想通貨)市場の下落は続いており、マイナー達は利益確定に動くだろう。
2018年12月にみられたようなマイナー達によるビットコイン売却 は深刻な買い控えを引き起こす可能性があると発言した。
ビットコインの底値はどこなのか?
過去48時間内で、ビットコイン価格は、6,000ドル半ばからの回復後、高めの抵抗線で反発の兆しが見え始めてきている。
ビットコイン価格が、当初低めの支持線から反発し始めた時、トレーダー達は少なくとも8,000ドルへ下げ抜くことを注視していた。しかし、実際のビットコイン価格は7,000ドルに向けて再度試しながら、7,500ドル以上のモメンタムを維持するのに苦労していた。
ビットコイン価格は7,850ドルで反発、7,000ドル台へ下落 (source: coinmarketcap.com)
アナリストは、価値に対する認識においてビットコインのチャートは、下落を示していると説明した。現在価格からのさらなる下落は、短期における下降トレンドを引き起こす可能性がある。
アナリスト
もしこれが継続し、2018年のようなレベルを再び試すならば、私は下降トレンドであると予測する。ビットコインは予想不可能な動きをすることで有名であり、多くの人々は半減期を、生成量が半分になった後の価格上昇を当たり前の口実として捉えている。私は、投機的基盤での減少において均衡が回復するという事の方がつじつまが合うと思っている。
2,000ドルから3,000ドル幅という低価格は、2018年12月の6,000から3,000ドルへの50%急落から来ているものである。この動きは、価格が損益分岐点以下へ動くことでビットコインマイナー達が保持分を売り始めた時に、”マイナー撤退”として呼ばれる。
2020年5月が重要期!
2020年5月のブロック報酬半減期に関わらず、ビットコイン生成割合が半減するというメカニズムが、ビットコイン価格にすぐに影響を与えることはまだ明らかにされていない。
過去2度の半減期では、強気市場へ入る成功の年となっており、それは半減期が価格に織り込まれる可能性があることを示すこととなった。
しかしながら、そのアナリストによると、マイナー達が年末前に利益確定し2020年の第一四半期に買い控えする場合、彼らは半減期後には戻ってくるであろうと述べている。
アナリスト
しかし、再投資で入ってくるマイナー達にとっては重要な時期となり、ビットコイン価格が大きく動くのは2020年の中頃である可能性がある。