8月25日、暗号資産取引所コインチェックは、日本初となるIEOを実施予定であることを発表しました。
IEO(Initial Exchange Offering)とは、トークンの販売・配布をプロジェクトが特定の取引所に委託して行う資金調達のことをいいます。
投資家側から見れば「取引所による厳正な審査を受けて合格したコインを上場する前に買える」ということで、初心者の方にとっても稼ぎやすい投資方法として注目されています。
動画でわかりやすく解説
海外では一般的になりつつあるIEO。上記の動画で解説している通り、海外取引所バイナンスで行われた過去のIEOの中には、約1年で最高32倍にまでなったコインもあります。
はなこ
しかし、日本国内においてはいまだに実施されたことはありません。
そんななか、コインチェックと、東証一部上場企業の株式会社Link-U及びブロックチェーン分野で豊富な実績を有する株式会社HashPortの合弁会社である株式会社Hashpaletteが、IEO実現に向けた共同プロジェクトを発足しました。
これは、日本の暗号資産業界におけるひとつの転換期となるのか、注目です。
どんなプロジェクトなの?
今回の共同プロジェクトは、マンガ・アニメ、スポーツ、音楽をはじめとする日本の文化コンテンツの更なる発展を目指すものとしています。
【概要】
- Hashpalette :パレットトークン(PaletteToken / PLT)を発行
- コインチェック:パレットトークンの販売
- パレット(Palette):マンガ・アニメ、スポーツ、音楽をはじめとするコンテンツを提供するサービス。(ブロックチェーンを活用)パレットのサービス利用の際にパレットトークンを使用する。
※トークンとは、コインのこととイメージしてもらってOKです。
現時点でIEOの具体的なスケジュールや参加方法などは発表されていませんが、今回のプロジェクトでは10億円の調達を目指すとしています。
コインチェックのIEOはうまくいくのか
一番気になるのは、今回のIEOがうまくいくかどうか(IEOに参加したら儲かるのか)、だと思います。
結論を言えば、儲かると期待してもいいのではないか、と個人的には思っています(もちろん、売るタイミングなどにより利益率は変わってきます)!
まず、プロジェクトを推進するコインチェックは、マネックスグループの子会社であること、そしてLink-Uは東証一部上場企業で複数のマンガアプリを運営し、その月間アクティブユーザーは1000万人を誇ること、これら大手企業が仕掛けるプロジェクトである点が期待できるポイントでありますし、一番は、「日本初のIEO」という点において高い注目を浴びているからです。
その期待が、コインの価格を後押しするということは十分考えられます。
ただし、過去のIEOやICOの中には、取引所に上場した直後に最高値を付けて暴落、その後は水平線…という残念なチャートを描くプロジェクトも多くありました。
パレットトークンが継続的に価値を付けるためには、「使う人(買う人)」が必要です。これは、提供するサービス「パレット」に今後どれだけユーザーを確保できるかがひとつのポイントになるでしょう。
はなこ
IEOへの参加方法など、より詳しい情報が発表され次第、改めて発信していきます🤗
参加するには、コインチェックへの口座開設が必須になると考えられますので、まだ持っていない方は今のうちに開設しておきましょう!