楽天グループ運営の仮想通貨取引所みんなのビットコインは、以前より発生していた電子帳票における不具合修正に伴い、制限していたサービスを再開することを発表しました。
合わせて、現行のサービスを3月31日をもって終了、4月1日より新サービスを開始することを発表しました。
2019/3/30 追記
みんなのビットコインは3月、楽天ウォレットへと改名し、同月25日に仮想通貨交換業者への登録を完了しました。新サービスは6月開始予定で、事前登録の受付は4月15日から。

再開予定日時:2019年1月22日(火)12時ごろ
再開するサービス
- 現物取引の仮想通貨と円貨の交換
- 現物取引の仮想通貨から外貨への交換
- 現物取引の仮想通貨間の交換
- 円貨の入金
※新規口座開設の申し込みは受け付けておりません。
ただし、上記を含めたすべてのサービスを2019年3月31日をもって終了することを合わせて発表しています。
終了後、外貨残高は円転換され、ユーザーの登録銀行口座へ入金されます。
仮想通貨の残高については送金等の対応はしないため、ユーザー自身で出金依頼をかける必要があります。
4月1日より開始される新サービスについては、改めて発表があるとのことです。
みなし業者であるみんなのビットコインは、8月31日に楽天グループにより買収されており、その後2度の増資を受けています。事業の拡大や安全性の向上を目指し、金融庁認可の仮想通貨交換業者登録へ向けて進んでいるといえるでしょう。
1月4日には、金融庁認可の自主規制団体日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)にも加盟しています。

1月11日、同じくみなし業者であったコインチェックが仮想通貨交換業者に登録されたことにより、国内における各取引所の動向が注目されています。
