イーサリアムの分裂しないハードフォークを伴う大型アップグレードである「コンスタンティノープル」が、1月16日(水)前後に実施予定日を控えています。
コンスタンティノープルとは、イーサリアムが問題として抱えるイーサリアムブロックチェーンでのトランザクションに関するスケーラビリティ問題(送金遅延)を解決するためのアップデートであり、開発ロードマップで「4段階のハードフォークの内、3段階目」を構成するものです。
こちらの記事もCheck!!

各取引所は通常とは異なった営業体制・対応になることが予想されます。国内大手取引所の対応は下記のようになります。
目次
国内大手仮想通貨取引所の対応まとめ
ビットフライヤー(bitFlyer)
国内大手仮想通貨取引所ビットフライヤーはイーサリアムハードフォークへの対応をTwitter上で発表しています。
上記の日程の一部において ETH のお預入/ご送付サービスを停止する予定でございます。詳細な停止時間は決まり次第、再度ご案内いたします。ETH のお預入/ご送付はハードフォークが予定されている期間よりも前に、余裕をもって行っていただきますようお願いいたします。
なお、「アルトコイン販売所」での ETH/JPY の売買および「bitFlyer Lightning」での ETH/BTC のお取引、その他サービスは通常通り利用できます。
DMM Bitcoin(DMM ビットコイン)
DMM Bitcoinは自社公式サイト上でイーサリアムハードフォークに伴う対応を以下のように発表しています。
2019年1月15日(火)から19日(土)において、イーサリアム(ETH)のハードフォークが計画されております。 このハードフォークに伴いまして、当社ではお客様の資産の保全を最優先として適切に対応を行うべく、下記の日程でイーサリアム(ETH)の入出庫の制限を実施いたします。 受付停止:分岐が予定されているブロック高7080000前後 受付再開:分岐後チェーンの安定が確認出来次第
また、DMM Bitcoinは入出庫中断期間中にイーサリアムの入金をしないように注意を喚起。入金が反映されない恐れがあるようです。 現物取引やレバレッジ取引に関してはハードフォーク予定日の前後でできるとのことです。
BITPoint(ビットポイント)
BITPointは自社公式サイト上でハードフォークへの対応について言及しています。
2019年1月16日(水)前後にイーサリアム(ETH)のハードフォークが予定されています。このため、当社では、ハードフォークの開始前から、サービスの安定稼働の確認が取れるまでの間、ETHの送付及び預入を一時的に停止する措置を講じる予定としております。停止時間の詳細につきましては、再度ご案内させていただきます。
なお、ハードフォーク期間中でもビットコイン(BTC)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)の取引は通常通り行えることを追記しています。
Coincheck(コインチェック)
コインチェックは13日現在、自社サイトおよびTwitterでもイーサリアムに関する対応は明記していません。しかし、ハードフォーク期間中は入出金を制限する可能性が高いでしょう。
GMOコイン
GMOコインもコインチェックと同様にハードフォークに関する対応は表記していないが、ハードフォーク前後で入出金停止措置を取ることが予想されます。