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1000万人以上のユーザーを抱える投資アプリeToro、米国で暗号資産取引の提供を開始 投資家と市場の拡大

2019年3月7日、世界最大規模のソーシャルトレード投資プラットフォームeToroは、米国32州においてビットコインやイーサリアムなど、14の主要暗号資産(仮想通貨)銘柄の取引提供を開始することを発表しました

 

eToro(イートロ)とは?
為替取引や株取引、商品取引をオンラインで提供する世界最大規模のソーシャルトレード投資プラットフォーム。1000万人以上の登録者がおり、優れたトレーダーの取引をコピーして投資することもできる。日本へのサービス提供は残念ながらありません。

 

今回投資が可能となったのは以下の14銘柄です。

出典:eToro US

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • XRP(リップル)
  • ライトコイン(LTC)
  • イオス(EOS)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ステラ(XLM)
  • カルダノ(ADA)
  • IOTA
  • ダッシュ(DASH)
  • ネオ(NEO)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • ゼットキャッシュ(ZCH)
  • バイナンスコイン(BNB)

 

CEOのAssia氏は、1000万人以上いるユーザーのうち約半数の40〜50%が暗号資産を「アクティブにトレード」していると述べています。

またeToroのアメリカ版では、はじめは暗号資産のみが取引可能となりますが、年内には株式や為替など追加の取引を提供する方針です。また、暗号資産の銘柄も今後増やしていく予定であることも海外メディアBreaker Magazineに対して語っています。

さらに、独自の暗号資産取引所eToroXを2019年内に発足していくことも明らかにしました。これは、暗号資産だけではなく、法定通貨やその他商品をトークン化して取引可能にする仕組みとする予定です。

 

追記 2019年4月、eToroXが発足

2019年4月、暗号資産取引所eToroXを開設し、ビットコインなどの暗号資産とステーブルコインの取引が開始されました

eToroXは、これまでの取引所とは異なり、トークン化された法定通貨やその他金融資産と暗号資産が取引できる仕組みの構築を目指しています。

そのために、実際の価値と裏付いていることが前提とされるステーブルコインを発行、米ドル(USDEX)やEuro(EURX)だけでなく、日本円も「JPYX」というかたちでトークン化されています。

CEO兼共同設立者であるAssia氏は、

最終的に、アート、財産、そして知的財産さえも含むすべての伝統的資産クラスのトークン化が行われる

と自身の考えを示し、金融サービスがブロックチェーンに移行するにつれ、「資産の最大の移転」が起こると予想しています。

 

既存投資家へのアプローチが活発化

このところ、株式など、暗号資産以外の既存の投資家や資産に対するアプローチが活発化しています。

先日国内でも、Yahooファイナンスでビットコインなど8通貨の暗号資産のレート表示が始まりました。

現在の暗号資産市場は約19兆円(2019年4月)ですが、世界の株式市場は約3700兆円と比べ物になりません。

この3700兆円の市場にアプローチできる既存の金融事業者が暗号資産業界に参入してくることは、市場の拡大に繋がる良い傾向と言えます。

 

2019/3/27追記
eToro社が、コペンハーゲンに本拠地を置くスマートコントラクト企業Firmoを買収したことが明らかになりました。今回の買収により、同プラットフォーム上における全資産のトークン化が本格的に進みます。