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代替現実ゲーム「サトシの宝」賞金は100万ドル相当のビットコイン

「Satoshi’s Treasure(サトシの宝)」と呼ばれる代替現実ゲームが新しく始まったようです。

プレイヤーたちは、協力や工夫をしながら世界中に散りばめられた100万ドル(約1億1100万円)相当のビットコインへの鍵を探す。

Eric Meltzer

我々がやっていることは、映画『レディ・プレイヤー1(原題:Ready Player One)』の暗号資産(仮想通貨)版だと、多くの人にジョークを言われました。

CoinDeskにこのように語ったのは、プリミティブ・ベンチャーズ(Primitive Ventures)の共同創業者で、同ゲームの共同クリエーターのエリック・メルツァー(Eric Meltzer)氏。

 

映画「レディ・プレイヤー1」


「レディ・プレイヤー1」とは、スティーヴン・スピルバーグがアーネスト・クラインの小説を映画化した、仮想ネットワークシステムの謎を探る高校生の活躍を描くSFアドベンチャー。

2045年を舞台に、仮想ネットワークシステム「オアシス」開発者の遺産争奪戦を描く。

いまから27年後の世界。人類はゴーグル1つですべての夢が実現するVRワールド[オアシス]に生きていた。そこは、誰もがなりたいものになれる場所。無敵のヒーローやハーレークイン、キティだってなれる夢の世界!ある日、オアシスの天才創設者からの遺言が発表される――「全世界に告ぐ。オアシスに眠る3つの謎を解いた者に全財産56兆円と、この世界のすべてを授けよう」と。突然の宣告に誰もが沸き立ち、56兆円をめぐって、子供から巨大企業まで全世界の壮大な争奪戦が始まった! 果たして、勝利を手にするのは一体誰だ!

天使たん

飛行機の中で見ましたが、めちゃくちゃ面白かった!

ビットコインの秘密鍵を1,000分割

今回発表されたレディ・プレイヤー1のような暗号資産代替現実ゲーム「Satoshi’s Treasure(サトシの宝)」は、賞金となるビットコインウォレットへの鍵が1000個のフラグメントに分割されており、賞金を移動するためには、最低でも400個のフラグメントが必要となるようです。

このゲームでは、ビットコインの秘密鍵が全部で1,000個の断片に分割され、毎週少しずつその手掛かりが配信されます。手掛かりには、QRコードが設置されたサンフランシスコ、ロンドン、ウガンダ、中国、オーストラリアなどの世界各地の場所が記されています。断片化されたキーは400個見つかると、100万ドル相当のビットコインのロックを解除できる様に設計されています。

参加者はすでに、ゲーム上にプロジェクトを構築しようとしています。キーを隠してミニハントを設計したり、オークションハウスを構築するなど、セカンダリーマーケットも形成されつつあります。

また、手がかりを収集したり、解いたりする方法に制限はなく、手に入れた手がかりを他のプレイヤーに売ることもできます。


QRコード設置場所への手掛かり 出典:Reddit

 

ルールはない

「ゲームそのものにルールはない。ルールなんか忘れて、ただ単純に遊べばいい」とメルツァー氏は語っりました。

どのチームが最も多く鍵を持っているのかを表示するスコアボードも設ける予定で、今のところ、6000人以上が鍵に関する新情報を得るためのメーリングリストにサインアップしているとも。メルツァー氏自身も賞金の大部分を拠出しており、他にも匿名のエンジェル投資家たちが賞金提供に貢献しているようです。

” 全ての手がかりや鍵の位置、配信スケジュールを把握してい人間は一人としていない。ロジックパズルは、インターネットのいたる所にちりばめられており、時には印刷されて現実世界に貼り付けられていることもある。宝探しゲームのような手がかりもあれば、純粋にロジックパズルや数学の問題のような手がかりもある。また、問題の答えは、鍵のフラグメントとなる数字を生み出す。 “

1つ目の手がかり

2019年4月14日(現地時間)に発表された1つ目の手がかりは、人工衛星でビットコイン関連のデータを送信するブロックストリーム(Blockstream)の方向を指し示しているように思われます。

ゲームの参加には必要ありませんが、 いずれプレイヤーが手がかりや新情報を管理するのに役立つアプリをリリースする計画もあり、アプリは外部ブランドからのスポンサーや提携を発信するツールにもなります。

「携わる人に給与を支払うためだけに設立された会社もあります」とメルツァー氏は述べる。「メタゲームの一部として、人々に楽しまれそうなのは、このゲームの黒幕を突き止めることです」

メルツァー氏はあくまでも名目上のトップであり、ゲームの行く末は、誰一人として南国の島に拠点を置く企業の一員(どの島かは秘密)でさえ、予想できないのだそう。

Eric Meltzer

優勝チームが決まるのは、彼らがビットコインを入手した時です。我々が関与することは一切なく、私たちが賞金を手渡すわけではありません。このゲームには不明点があまりにも多いため、我々はただ単純に何が起きるのか知りたい。

 

今回のゲームは銀行口座を持っていなくても参加できるため、十代からも関心を集めています。「ゲームを通して、ビットコインを得られるなんて、結構クールなアイデアだ。世界中の人と協力しながら、ビットコインについて学べるというコンセプトを愛している。」と15歳のプレイヤー、マルテ・ローターバッハ(Malte Lauterbach)氏は語りました。