(出典:coindesk KOREA)
Samsungが2月に発表した最新フラッグシップモデルのGalaxy S10に暗号資産のウォレット機能が搭載されました。
日本でも人気が高く、大手キャリアでも発売しているSamsungのGalaxy。
暗号資産のウォレット機能以外にブロックチェーンゲームなどの利用が可能となっています!
目次
Galaxyを発売した【Samsung】とは?
韓国に拠点を置くSamsung(サムスン)はスマートフォンメーカーとして世界トップクラスの知名度を誇る企業です。
IT専門調査会社のIDC社が出したレポートによると、2018年第一四半期(Q1)ではSamsungが最も多くのスマートフォンを販売しました。
その調査の結果通り、韓国へ旅行をすると街行く人はみーんなSamusung製品を持っています。
また、同社は暗号資産やブロックチェーン関連のプロジェクトを支援していることでも知られています。
Galaxyがなぜ人気が高いのか?
日本のスマホ市場では【iPhone】が圧倒的に人気ですが、世界規模では【Samsung】の方が売れているんです!!
なぜ人気なのか?簡単に説明すると大きく3つの特徴があります。
①デザイン性が高い。
②余計なものがないため、画面が大きく感じる。
③カメラが高性能で、高画質な写真を撮影できる。
世界的なシェアを誇るSamsungが暗号資産業界に参入するのです!
これは本当にすごいことです!
Galaxy S10に搭載された暗号資産ウォレットの詳細とは?
対応通貨
ウォレットはETH(イーサリアム)およびERC20トークンに対応しています。
ウォレット発表時にはビットコインにも対応するという報道がありましたが、現時点ではサポートされていません。
暗号資産取引所バイナンスCEOを務めるCZ氏のツイートによると、
・Pundi Pundi X Token
・BNB
・Cosmo Coin
・Omise GO
・Populous
・ZRX
・EnjinCoin…
などをはじめとするERC20トークン15種類に対応しています。
DApps(分散型アプリケーション)にも対応
ウォレットは、DApps(分散型アプリケーション)にも対応しており、仮想ゲームプラットフォームのEnjin(エンジン)やコスメ専門SNSのCosmee(コスミー)、仔猫育成ゲームのCryptoKitties(クリプトキティーズ)、決済サービスのCoinDuck(コインダック)の4種類がサポートされています。
決済サービス・CoinDuck(コインダック)では、現在イーサリアムのみに対応していますが、業者のオンラインまたはオフラインのウォレットアドレスを示すQRコードを読み取り、【承諾】ボタンを押すと、Samsungの暗号資産ウォレットを通じて支払いがすることが可能です。
現在これらのDAppsは、Samsung GalaxyストアからGalaxy S10にのみにダウンロードできるますが、将来的にはより多くのデバイスや暗号資産へサービスを拡大する計画とのことです。
まとめ
世界的なシェアを誇るGalaxyのスマートフォンに暗号資産ウォレットが搭載されることは、とても大きな意味を持ちます。
既に暗号資産を持っている人にとっては便利なスマートフォンが増えただけですが、今まで暗号資産に触れたことがない人にとっては、初めて暗号資産に接する機会となります。
暗号資産に興味がなくても、自身が持っているスマートフォンに暗号資産ウォレットが搭載されていれば、自然と興味をが湧いてくるはずです。
また、現状ではDApps(分散型アプリケーション)は4つだけですが、サービスを拡大させる計画があるので、Galaxy S10の発売とともに暗号資産業界が活発になっていくのではないでしょうか。
日本での発売日は未定のようですが、遅くとも今年中に発売されると思います。
発売日が楽しみですね💗