世界最大の暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは15日、システム・アップグレードを完了しました。
現在、全ての取引を再開しています。
今回のアップデートについて
バインアンスは先週に巨額ハッキングにあって以降、入出金を停止していました。
15日正午に始まったアップグレードにてトレーディングも停止していました。
ハッキングのニュースはこちら

BNB(バイナンスコイン)山分け!?
バイナンスは、「バイナンス・コミュニティーへの感謝のしるし」として、5万BNB(約1億3600万円分)の無料配布を行うことを発表しました。
#Binance System Upgrade Complete: VIP User Promotion & 50,000 $BNB Community Giveawayhttps://t.co/AiMMVsF6DZ pic.twitter.com/6qqEt780W5
— Binance (@binance) May 15, 2019
公式サイトに以下のように記載されています。
All users with valid trading volume of 1 BTC or more (buy & sells) across any trading pairs on Binance during the promotion period will split a pool of 50,000 BNB.
プロモーション期間中にBinanceの取引ペア間で1 BTC以上の有効取引量(売買)を持つすべてのユーザーは、50,000 BNBのプールを山分けします。
つまり
日本時間5月15日22時~18日9時までの間
- 1BTC以上を持つユーザー
- それ以上の取引を行ったユーザー
に5万BNBが分配されます。
まとめ
バイナンスコインの山分けイベント嬉しいですね❤️
とはいえ、暗号資産初心者には、なかなかハードルが高いかもしれません。
取引所停止により迷惑をかけた人がターゲットということでしょう。(初心者は1週間取引停止くらいでは影響はない。)
ハッキング被害を受けたことに対して、セキュリティーが脆弱でないかと問題提起する人をインターネットなどでお見受けしますが、前回の記事にも書いた通り、ハッキングを防ぎきれないのは仕方ない部分があります。
そもそも「絶対に防げる自信があるので、補償はない。必要ないから。」と「頑張るけれど、万が一の場合は補償する。」と言われたとき、どちらが良いのでしょうか。
バイナンスは、被害を補償しました。しかも、お詫びの品付き。
このことで、むしろ評価をあげる結果になったと思います。
とはいえ、コインチェックはいまだに、かつての勢い(人気)を取り戻せていませんね。
ハッキング被害に対する世論は厳しい…。
無冠でも羽生さんが「将棋界最強」だと思っているくらいだし、私の感覚の方がズレているのかもしれませんね。(数回負けたくらいで揺るがなくない?)