(マイニングの報酬は採掘した仮想通貨で受け取るため、コインそのものの価格が下がると報酬が目減りします。)
マイニングには大きく分けて3種類あります。
- ソロマイニング
- プールマイニング
- クラウドマイニング
今からプールマイニングについて説明します。
この記事は、マイニングをしたいこのような方の役に立ちます。
マイニングとは?
暗号通貨の新規の取引情報を膨大な量の計算によって解析し、ブロックチェーンを作成する作業のことです。
詳細はこちらの記事で、専門的な用語や概念をなるべく使わずに説明しています。

プールマイニングとは?
プールマイニングとは、グループで計算力を合わせてマイニングをする方法です。
その集団のことをマイニングプールといいます。大規模なマイニングプールは、その動向が仮想通貨の価格に直接関わることもあります。
メリット
メリット
- 収入が安定しやすい
収入が安定しやすい
計算力を合わせてマイニングを行い、得られたマイニング報酬を提供した計算力の割合に応じて分配します。
得られる報酬のバラつきが少なく、ほぼ期待値通りの報酬が得られるようになっています。
デメリット
デメリット
- 大きな収入を得ることは難しい
- 機材の準備が必要
大きな収入を得ることは難しい
もし自分が計算した範囲でマイニングに成功したとしても、それはマイニングプール全体での成功となり、利益は分配されてしまいます。
安定する分、大きな収益にはなりにくいです。
機材の準備が必要
自分で実際にマイニングを行うので、必要な機材を買ったり設定をしたりしなくてはなりません。
ビットコインマイニングプールのシェア比較
2018年10月現在のシェアはこのようになっています。
グラフで3位に入っている「ViaBTC」は2018年9月に閉鎖したとのことです。
グラフに表示されている理由は、ViaBTCが閉鎖後の投資家へのアフターサービスとして、閉鎖後も投資家がマイニングマシンの計算力の一部を購入することでマイニングへの参加を継続することを可能にしているためです。
マイニングプールを紹介
どのマイニングプールにも登録フォームから登録するだけで参加できます。
ここでは上位2プールを紹介します。
BTC.com
BTC.comは、大手マイニング企業である「BITMAIN」が運営するビットコインの代表的なマイニングプールです。
元々は同じBITMAINの傘下であるAntPoolが大きくシェアを獲得していました。どちらも現状ビットコインのマイニングのシェアを大きく独占しています。
取扱通貨
ビットコイン、ビットコインキャッシュ 、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ユナイテッドビットコイン、ディークレッド
参考 公式サイトBTC.com
Antpool
Antpoolも、大手マイニング企業である「BITMAIN」が運営するビットコインの代表的なマイニングプールです。
知名度の高い仮想通貨のマイニングプールを所有しています。
取扱通貨
ビットコイン、ビットコインキャッシュ 、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ライトコイン、ダッシュ、モネロ、ジーキャッシュ、シアコイン、イオス
参考 公式サイトAntpool
まとめ
仮想通貨ユーザーが増加し、ソロマイニングよりプールマイニングの方が主流になってきました。
ソロマイニングのような一攫千金は狙えず、お小遣い稼ぎ程度となりますが安定した収益がみこめそうなのが、プールマイニングです。
知名度の高い通貨では、大手マイニングプールがシェアを占めています。この大手マイニングプールがどのように市場へ影響するのかにも注目です。