ビットコインが100万円割れ目前…!長期的には上昇か
13日に120万円付近を推移していた暗号資産(仮想通貨)ビットコインが、15日には100万円を切ろうというところまで下落しました。
このところビットコインは、「デジタルゴールド」という名の通り、金と同じように資産の逃避先として活用される面がありました。
例えば、経済危機に直面しているベネズエラやイランといった国では、ビットコインの取引量が急増しています。このことから分かるように、経済危機=ビットコインの価格上昇という認識が広がりつつありました。
しかし、香港のデモや米中貿易戦争の激化を受けてダウ平均は800ドル安(今年最大の下げ)、ビットコインの価格は上がるどころか100万円を割る勢いで下落しました。
こね子
ねこせん
専門家の見解
米暗号資産投資ファンド「Ikigai」の責任者は、今回の相場について見解を述べました。
ビットコインは現在、比較的小規模なリスクには強いが、大規模となると、まだそれほど強くはないかもしれない。
今の状況でいうと、米中貿易戦争による関税の引き上げに対し、ビットコインはゴールドに相関し上昇したが、グローバル景気後退に対しては、うまく作動しないのではないか。
一方で、ビットコインは「2023年に約2500万円(米投資家ティム・ドレイパー氏)」「今後3か月で2~400万円(米調査会社ファンドストラット代表トム・リー氏)など、長期目線では上昇するという強気な意見も多くみられています。
価格下落の要因は…税金!?
今回の価格下落の要因は何だったのでしょうか?その要因はいくつかあるとされていますが、そのひとつに米内国歳入庁(IRS)が暗号資産保有者に対して送付した税金の催促状があります。
納税者が申告した情報と当局が第三者から入手した情報に食い違いがあるとして、支払うべき具体的な金額などを記載した文書が該当者に送付されました。
こね子
ねこせん
日本における税金
日本では、暗号資産の利益は雑所得扱いとなります。利益が20万円を超える場合は確定申告をしましょう。
- 暗号資産を売ったとき
- 暗号資産で商品やサービスを買ったとき
- 他の暗号資産へ交換したとき
2019年も後半に入り、将来的に価格の上昇が期待される暗号資産。利益が出るのは喜ばしいことですが、税金についてはあらかじめ知っておき、きちんと納めるようにしましょう。
こういう場合はどうするの?こちらの記事をチェック✍
