本ページはプロモーションを含みます。
投資初心者さんにオススメしたいのは『投資信託を購入すること』です。
その理由は2つあり、「簡単だから」と「利益が読みやすいから」です。
投資信託に限らず、投資にはリスクがつきものです。
…というか。
厳密には、投資をせずに預貯金だけしている場合にもリスクがあります。
なので、『お金のこと全般を考える際に無視できない概念がリスク』と言った方が正しいかもしれません。
今回はリスクについて解説します。
関連記事
リスクの種類
リスクの種類には、5種類あります。
- 金利変動リスク
- 信用リスク
- 為替変動リスク
- 価格変動リスク
- インフレリスク
自分が保有している資産に影響を与えるリスク要因は何か、把握しておくことが大切です。
具体的には、リターン(収益)の振れ幅のことを指します。
金利リスク
金利の変動により、金利に対する感応性の高い資産(債券など)の価値が変動する可能性のことをいいます。
金利と債券価格の関係
「金利が上がれば、債券価格は下落する(損失が出る)」
「金利が下がれば、債券価格は上昇する(利益が出る)」
債券などの金利に反応する資産を含む投資信託を保有する場合は、金利リスクを意識する必要があります。
*一般事業会社が発行する社債の場合、金利リスク以外に「信用リスク」も伴います。
信用リスク
有価証券を発行している国や企業などが財政難や経営不振におちいった場合などに、利息や元本などを支払うことができなくなる可能性のことをいいます。
このような事態が予想される場合、その国や企業の有価証券の価格は下落します。
信用度が低い分、金利が高いという特徴があります。
格付けの低い国や企業が発行した有価証券を含むような投資信託を保有する場合は、信用リスクを意識する必要があります。
為替リスク
円と外国為替の相場が変動することにより、外貨建て資産の価値が変動する可能性のことをいいます。
1ドル=100円が120円になった場合(円安)
保有している100ドルが、10,000円から12,000円に増えることになります。
1ドル=100円が80円になった場合(円高)
保有している100ドルが、10,000円から8,000円に目減りすることになります。
外貨建ての株式や債券などの資産を含む投資信託を保有する場合は、為替リスクを意識する必要があります。
*株式や債券を含む場合は、為替以外の「価格変動リスク」も伴います。
価格変動リスク
価格変動リスクとは、株式や債券など資産の価格が変動するリスクのことです。市場取引の動向に左右されるため、マーケットリスクとも言います。
価格変動の要因は様々です。
株式の場合、企業の業績に影響を与える国内景気や海外の情勢変化、為替、物価の動き等があげられ、それぞれが相互に関連しています。
また、不正やスキャンダルの発生も、経営に大きな影響を与えるリスクのひとつです。
インフレリスク
世の中のモノやサービスの価格(物価)が上昇することによって、お金の実質的価値が低減するリスクのことをいいます。
これは、物価が継続して上昇する状態(インフレーション)が起こることにより、相対的にお金の価値が下落し、保有資産の価値が目減りする可能性のことを意味します。
資産運用では、運用する金融商品の利率などより、物価の上昇率が高い場合に「インフレリスク」が生じます。
まとめ
投資は、価値観に左右される部分が少なからずあります。リスク許容度という言い方をしますが、それは人により様々です。
私はリスクに対して寛容なので、人にお話しするときは「堅実性」や「安定性」を重視するよう心がけています。
そんな私が声を大にして言いたいのは『預貯金って全然、安心じゃないからっ!!』ということです。
さきほどもお伝えしましたが、運用する金融商品の利率などより、物価の上昇率が高い場合に「インフレリスク」が生じます。
例えば、日本のメガバンクで普通預金をすると年利0.001%ですが、政府は「2%の物価上昇」を目標としています。
もはや「リスク」というより、損失が確定しているようなものではないでしょうか?
いろいろなリスクを理解した上で、「預貯金が最強」という判断をするなら、それはそれで良いのですが、「わからないから」「預貯金は始めやすいから」という理由でそうしているのなら、とても勿体ないことだと思います。
ぜひ一度、投資について考えてみてくださいね❤️