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こんにちは!暗号資産女子COINCATSです🐱❤️
今回は、プライバシーを保護しながら暗号資産(仮想通貨)やDeFi、NFTの取引を可能としたプロジェクト「Railgun(レールガン)」をご紹介します。
Railgun(レールガン)とは?
レールガンとは、プライバシーを保護しながら暗号資産(仮想通貨)やDeFi、NFTの取引を可能としたプロジェクトです。
そもそも、ビットコインをはじめとした暗号資産は匿名性が高く、個人情報の提出なしで誰でも使えるというのが特徴の一つとなっています。
初心者CAT
確かに、匿名性が高いというのも特徴ですが、改ざんができないというのも暗号資産の特徴の一つですよね。
コインチェックでイーサリアムを買う
↓
メタマスクにイーサリアムを送金
↓
NFTを買う
実は、この時の取引履歴は、イーサスキャンなどのサイトを通して誰でも見ることができます。
暗号資産というのは、アドレスに資産が全部ぶら下がってくっついているようなイメージで、
例えば「このアドレスからこのアドレスに1ETH送っているね」ということがわかりますし「このアドレスの持ち主は1ETHを持っている」ということも自分だけではなく他の人にも見えているわけです。
他にも、こうした履歴を通して「過去にこんな取引をしている」とか「あの有名なNFTを持っているのかー!」などといった個人の資産の状態がインターネット上に公開されています。
ただし「じゃあこれは誰のものなの?」ということは、個人情報の提出はないので基本的にはアドレスと紐づきません。
しかし、取引履歴を追って個人を特定し、いわゆる暗号資産長者を狙った誘拐事件なんかも起きたりしています💦
初心者CAT
なかには数千万円や億単位で取引されるNFTもありますし、高い利率で資産運用ができるDeFi、そしてGameFiといった革新的なサービスもあるなかで資産状況が公開されているということは、銀行の通帳をインターネット上に出していることと同じです。
NFTでいえば、自分が持っているNFTをSNSのプロフィールアイコンに設定することがあると思います。
そのNFTの絵柄から検索してアドレスを特定、SNSのアカウントと紐づいてそこから個人を特定される、、なんて可能性もゼロではないわけです。
そうなってしまうと、過去の履歴から現在の資産状況までわかってしまうため、レールガンは、プライバシーやセキュリティを守りながら安全な取引を可能にする技術を開発しました。
簡単にいうと、レールガンを利用して暗号資産やNFTの取引を行うとその履歴が他者に公開されることはありません。
しかも、元々持っているブロックチェーンの匿名性の高さや改ざんができないという重要な要素を守りつつ、利用者やブロックチェーンの用途拡大によるプライバシー保護に対する懸念を解決していきます。
プライバシーを重視したプロジェクトがいくつかある中で、唯一NFTを取り扱えるのは現時点でレールガンだけということでも話題を集めています。
レールガンはプライバシーを守る
レールガンは、どのようにしてプライバシーを守りながら安全な取引を可能にしているのでしょうか?
コイにゃん
レールガンの技術が搭載されたRailway(レールウェイ)というアプリがあり、そこにメタマスクなどのウォレットから暗号資産やNFTを送金します。
Railwayはウォレットのようなもので、iOS/Android/デスクトップ版が既にリリースされています。
このRailwayに送金した以降の取引のプライバシーが保護されるというような仕組みになっています。
例えば、DeFiなどでトレードを戦略的に行うような方は、取引履歴からその戦略を推測されることを防げますし、高額なNFTを持っている方は、Railwayを利用することでNFTの所在地を隠しておくこともできます。
オフラインのようなプライベート空間でやりとりができるようなイメージで、徳川の埋蔵金ではありませんが、大切な資産の在処は自分だけが知っている…そんな感じです。
- Ethereum(イーサリアム)
- BNB Smart Chain(BSC)
- Polygon(ポリゴン)
- Arbitrum(アービトラム)
理論的には、これらのネットワーク上にあるプロジェクト(Uniswapなど)はレールガンのプライベート空間で利用できるということになります。
すでにRailwayでスワップ機能もあるため、そこでスワップすれば履歴は非公開にできますよ!
今後も利用可能なネットワークやDeFiなどのサービスが追加されていくことに期待です。
レールガンの仕組み
レールガンの肝となるのは「ZK-SNARKs(ゼットケー・スナーク)」と呼ばれる技術です。
初めて聞く方もいると思いますが、この技術によって、スマートコントラクト内で完全なプライベートトランザクションを実現しています。
初心者CAT
少し解説をしていくと、ZKというのは「ゼロ知識証明」を指しており、ゼロ知識証明は1980年代にユーザー認証を安全に行うという目的のもと開発されたそうです。
ゼロ知識証明とはなんぞや??という感じですが、この方法を用いると、例えば、パスワード自体は明かさずに、自分がパスワードを知っているという事実を証明することが可能です。
初心者CAT
もう少し砕いてお伝えしますね!
例えば、何かのサイトにログインしようとしたけれどパスワードを忘れてしまった時、「パスワードを忘れましたか?」というような項目がありませんか?
それを押すと「母親の旧姓は?」や「好きな食べ物は?」など、あらかじめ設定していた質問が出てきて、それに答えるとパスワードの再設定とログインができる。
このように、パスワード自体は入力しなくても、自分しか知り得ない質問に回答することで、本人であることを証明できるというようなものです。
初心者CAT
ビットコインは、初めて送金が行われた2009年から現在までの取引履歴(いつ・どこからどこへ(アドレス)・送金額は…などといった情報)が全て公開されて繋がっていることがわかります。それによって不正や改ざんを防いでいます。
レールガンの場合は、送金者や受取人、送金額などといった情報がなくても「トランザクション(取引)が正当に行われた」ということのみをZK-SNARKsの技術で証明することで、プライバシーを守ることができるということです。
Web3が進化するにあたり、プライバシーやセキュリティの問題はより重要になっていくはずなので、こうした技術は世界的に期待されています。
本当にざっくりした説明だったので、より詳しい技術を知りたい方はこちらを参考にしてくださいね🐱
参考 ZK-SNARKsとはなんですか?Railgun独自トークン$RAILを発行
そんな注目のレールガンは、DAO(分散型自律組織)によって運営されています。
$RAILという独自トークンを発行し、ガバナンストークンの役割を持っています。
レールガンの場合、$RAILをステーキングすると今後の方針や運営に参加するための投票権を獲得できます。
コインマーケットキャップでの現在の価格と時価総額ランキング
- Uniswap
- SushiSwap
- CoinEx など
BinanceやBybit、MEXCなどといった有名な取引所へは現時点(2023年2月)では上場しておらず、時価総額ランキングだけ見るとメジャーなコインとは言い難いです。
ただ、プライバシー保護の議論はますます進んでいくと思うので、今後有名取引所へ上場したり、直近でいうとAI銘柄が急騰したように話題になったりするタイミングがいずれ来るかもしれません。
約13億円の出資を受けている
レールガンは、2022年1月、DCG(デジタル・カレンシー・グループ)と戦略的パートナーシップを結び、1000万ドル(約13億円)の支援を受けています。
2022年11月のFTX破綻の影響を少なからず受けてはいますが、こうした大手企業からの出資を受けられるところはレールガンの信頼のポイントに繋がるのではないかと思います。
今後、暗号資産やブロックチェーンがより身近になっていくにつれてプライバシーの価値は高まり、レールガンの重要性が見出されていくと思います。
例えば、買い物や給料の支払いなどといった部分でブロックチェーンが利用されるような社会になった時に、給料いくらもらったなどの履歴が見えたらイヤですし、NFTと不動産などリアルの資産と絡むようなビジネスも広がっていくと思うので、そうなってくるとより必要な技術として注目が高まっていくかもしれません。
レールガンを実装したプロジェクトが拡大していくことを期待したいと思います。
公式サイト:https://railgun.org/#/
Twitter:https://twitter.com/railgun_project
Railway:https://railway.xyz/
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