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【ついに始動】 Binance Japan(バイナンス ジャパン)8月1日より


やっくん

こんにちは、COINCATSアカデミー1期生のやっくんです。ついにBinance の日本版がサービスを開始しました
皆さんは、海外取引所のBinance を使ってますか?Binance は暗号資産の世界最大とも言える海外の取引所にゃ!

コイにゃん

これまで日本在住者は、日本国内から海外の取引所として、いわゆるBinance グローバル版を利用していました。しかし、今回はBinance が日本に法人を設立し、Binance Japanを開始したことになります。

このBinance の日本進出に関する詳細は、過去の動画で解説していますので、ぜひこちらもご確認ください。


 

現在のBinance は?

今、Binance にアクセスすると、日本進出が決定してからしばらくの間、日本語が使えず英語のみで表示されていましたが、現在は再び日本語で表示されるようになりました。

そして公式サイトには、『Binance Japan株式会社』という表記も見られるようになっています。

取り扱うコインは?

これまでグローバル版を使用していたユーザーたちにとって、日本での利用時にどのようなコインが利用可能になるかという点が注目されていました。そして今回、34種類のコインの取り扱い開始が発表されました。 

やっくん

最初から、日本で一番多い取り扱いになるそうです。BNBコインとアルゴランド(ALGO)日本初上陸!

取り扱い中止のコインは?

一方で、シンボル(XYM)、モナコイン(MONA)、フレア(FLR)、コスプレトークン(COT)などのコインに関しては、Binance Japanでは取り扱いがないようです。これらのコインを所有していた方々にとっては残念な情報となります。

 サービスの種類

そして、日本版のサービスも発表されました。まったく新しいBinance 利用者向けのサービスです。
日本在住者は、日本円の入出金が可能になります。さらに、他の取引所と同様に、取引所と販売所の機能も提供されます。
Binance グローバル版を利用されていた人は、12月1日よりBinance Japanが利用出来ます。

そして、『シンプルアーン』という名前のサービスもあります。これは貸暗号資産で、Binance グローバル版にも同様のサービスがあります。具体的には、コインを預けて利息を得るというサービスです。こちらについては、先ほどご紹介した日本で取り扱う34種類もサービスが提供されるようです。 

また、NFTマーケットプレイスもありますが、こちらもBinance グローバル版と同様に使用可能です。このサービスは、日本の新規登録者を対象としており、これまでBinance グローバル版を使用していたユーザーは、まだ日本円での出金ができないことに注意してください。

グローバル版の利用者は? 

これまでグローバル版を使用していた利用者の方が、日本版へ移行するためには、8月14日以降に移行手続きを行う必要があります。すでにグローバル版でKYC(本人確認)手続きを完了している方でも、日本版を利用するためには再度KYC本人確認手続きを行う必要があるようです。

 なお、グローバル版は11月30日まで引き続き利用可能です。逆に言えば、KYC日本版のための本人確認を既に行ったとしても、日本版を実際に使用できるようになるのは12月1日以降となります。こちらもお気を付けください。

トラベルルール 

そして、移行後やBinance Japanに新規登録する方に関して、トラベルルールについてもご紹介いたします。

トラベルルールとは、暗号資産の国際的な送金ルールを指し、送金を行う際には情報を相互に通知しあうルールが存在します。そのため、送金を行うためには特定の送金システムを利用する必要があり、同じシステム同士でないと送金ができないという状況が現在存在しています。

その点から言うと、Binance Japanの送金システムはGTRに対応していることがわかりました。しかし、このGTRは国内の他の取引所では使用されていないようです。従って、Binance Japanから他の国内取引所への送金や入金は行うことができない状況です。これはあまり一般的なケースではないかもしれませんが、必要な場面で覚えておくと便利かもしれません。

 サービスの利用制限

また、Binance グローバル版を利用している方々に覚えていただきたいのは、現在利用可能なサービスも徐々に利用停止されるということです。たとえば、日本版では取り扱いのない先物取引や他の資産運用サービスなどが、利用停止の対象となる可能性があります。

 こちらが公式サイトの発表しているスケジュールですので必ず確認するようにしましょう。

参考 Binanceグローバル版サービス制限についてBinance Japan公式サイト

34種類以外のコインはどうする?

 また、日本版で取り扱われていないコインに関しては、先ほどご紹介した34種類以外のコインをまだBinance で保有している方は、11月30日までに日本版で取り扱われるコインに変更するか、現在のコインのまま他の取引所やウォレットに移動するなどの対応が必要です。

 これらの対応を怠ると、11月30日を過ぎると自動的に保有しているコインがすべてビットコインに変換されてしまう可能性があります。この変換を望まない方は、コインを他の場所に移動や、対応を行う必要があります。

 やり方がわからない方や移動先のウォレットに関して迷っている方がいらっしゃれば、公式LINEを通じてサポートさせていただきます。どんな疑問や問題があっても、お気軽にメッセージいただければ幸いです。

増加している詐欺について 

また、COINCATS でもご相談が増えており、Binance に関する詐欺行為が急増していることが報告されています。偽のメールが送られてきて、誤ってアクセスしてしまったり、偽のウェブサイトに誘導されたりする事例が増えています。さらに、問題を抱えているコメントを残した際に、偽のサポートが現れて助けを申し出るケースも報告されています。

こういった詐欺に乗ってしまうと、貴重な資産が不正に奪われる可能性があります。そのため、何かおかしいと感じた場合は、公式のURLやメールアドレスを確認してからアクセスするように心がけましょう。

まとめ

 何かお困りのことがあれば、公式LINEなどでご相談いただけるようになっています。現在、Binance からも日本語でお知らせが届くようになっており、公式サイトも日本語で閲覧可能です。必ず公式の情報を確認するように心がけましょう。

 今日は、Binance Japanのサービス開始に関するニュースの解説でした。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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