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暗号資産2022年の振り返りと、2023年のトレンドは何?

テキサスから明けましておめでとうございます。

Hello everyone!
Belated Happy New Year!(※Belated/ビーレイテッドは、遅ればせながらと言う意味で英語でよく使われます。)

COINCATSアカデミー1期生のサッキーです。

早速ですが、今回は2022年を振り返りながら、相場やコインのランキングが1年でどう変わったか?そしてクリプト業界の2023年のトレンドの予想を解説していきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

2022年はWeb3.0がトレンドに上がったり、NFTやメタバースも目に触れたり実際に触ったりする機会が多くなり、ブロックチェーンの可能性が広がった1年であったようにも思います。

ただ残念ながら良い傾向だけではなく、テラショックによって当時トップ10に入るようなコインがマイナス100%になったり、FTX事件などの余波も続いたりと悪い意味で歴史的な年になってしまったことも事実です。

2022年の振り返りと課題

2022年のBuzzword

特にWeb3.0は、日本の国家戦略にも組み込まれました。→ Web3推進戦略
・地球規模の社会課題を解決しつつ持続的な成長を成し遂げるためには、不断のイノベーションと新たなビジネスの創出が不可欠であるとして、Web3.0活用の可能性が検討されています。

(それにしても、アメリカの暗号資産による利益実現額がエゲツないですね。色んな意味で流石です💦)

その一環として、以下のような動きが金融庁の下などで進んでいます。

✅暗号資産に関する法人税の改正


ステーブルコインの取り扱いを2023年より解禁。

 

ステーブルコイン、国内流通解禁へ 海外発行も法令整備

また日本発のパブリックブロックチェーンアスターネットワークを展開している渡辺創太氏の目覚ましい活躍にも期待が大です。アラフィフ世代の私には、若い世代が頑張っている姿はとても頼もしいです!

◯◯ to Earn

コインの動き以外にも、2022年はブロックチェーンの新しい活用などのトレンドがいくつもありましたね!
その代表が「◯◯ to Earn」
Earnは英語で稼ぐという意味です。〇〇には何で稼ぐかの様な単語が入りました。

Play(遊んで)Walk(歩いて)Sleep(寝て)

この「〇〇 to Earn」がさらに広がりのきっかけが、Walk to Earnの代表、STEPNではないでしょうか。
ゲームを始めるためには、あらかじめ暗号資産ソラナでスニーカーのNFTを購入する必要があります。

ちなみにこのSTEPNはとても人気で、私の周りでもやっている人が結構いました。私は完全に出遅れてアカウントがなかなか作れなかったことに加えて、初期投資であるスニーカーが$600〜1300とあまりにも高かったのでやりませんでした。

結果として助かりましたけど。。。😅

この「Walk to Earn 」歩いて稼ぐSTEPNは、次の様な理由で、今まで暗号資産やブロックチェーンなどに縁のなかった一般ユーザーでも始めやすく、目に見えて広がっていくキッカケとなりました。

① 歩くと言う普段の動作がお金に変わる。

 

② コインの知識やトレードのスキルなどは必要ない。

そこから色々な〇〇 to Earnが開発されて、Sleep to Earn」寝て稼ぐと言う夢のようなアプリまで出てきました。

課題

そんな感じで盛り上がっていた〇〇 to Earnですが、課題を突きつけられることになります。

まず、どうしても「稼ぐ」という部分だけがフォーカスされてしまい、トークンの大暴騰や大暴落が起きてしまいました。

稼げたのは最初に参加できた人だけで、後から入った人は稼げない、むしろ損してしまうと言うような状態になったり、

そもそもゲームが面白くないと思われてしまいました。

肝心なプロジェクトも、新規参入者のNFT初期投資のみで利益が賄われていたので、新規参入者が増えないとビジネスが続かないと致命的な問題があったりもしました。

そういった経験から今後登場してくるのが、◯◯ and Earn

稼ぐために遊ぶから、遊んで稼ぐと言うスタンスのトレンドが始まりそうです。ワクワクしますね。

 

NFT大盛況

BAYCをはじめ、最近ではトランプ元大統領がNFTを出したのが話題になったり、NFTの価値もこの1年で大きく変わってきたように思います。(トランプ氏のNFTは色んな意味でアメリカでも大ウケでした。)

 

BAYCとは

BAYC(ベイク)は、Bored Ape Yacht Club(ボアード・エイプ・ヨット・クラブ)の略称で、2021年8月創業のフロリダ州マイアミに拠点を置くYuga Labsが発行する猿をモチーフにしたNFTコレクションです。
2021年4月、パーツを自動的に組み合わせて生成されたジェネラティブと呼ばれるタイプのNFTがEthereum上で、10,000点限定で発行されました。

こちらは、NFTGoというNFTに関するあらゆるデータが集約されたサイトからのグラフになります。 

青い棒グラフがボリューム(売上高)です。

ビットコインのチャートと同じように、前半はたくさん取引されていることが分かりますね。

前半は、BAYCのように約1200万円くらい(現時点)という高価なコレクションが流行っていましたが、市場暴落でお金の動きが変わって、安く買えるコレクションが増えました。

フリーミントという、ガス代の数百円だけでゲットできるNFTコレクションも出てきました。

もちろんそれでも1ETHとか3ETH(13万〜40万円程度)などの値段をつけるコレクションもあり、たびたび話題をさらっていました。

取引額としては小さくなりましたが、ずっと取引があるような推移をしていて、ホルダーは右肩上がりで上がっています。(ウォレット分たりしているので、単純に数が増えたわけではなさそうです。)

コインなどのトレードとは違う、暗号資産やブロックチェーンの流入口が広がった1年になったのではないでしょうか。2023年もトレンドを変化させながら、NFTの活用事例は広がっていくことが予想されます。

今後注目されるNFTをいくつかご紹介しますね。

例1) CNP

CNPとは
4万人以上が参加する国内最大級のNFTコミュニティ「NinjaDAO」発のプロジェクトで、Crypto Ninja Partners/クリプトニンジャ・パートナーズの頭文字を取った略称になります。

忍者がモチーフのNFTコレクションが特徴で、新時代の新たなIP(知的財産)を目指すべく、アニメPV化や各種ブロックチェーンゲーム化を展開中の注目のNFTコレクションの1つです。

✅既にふるさと納税に活用されたり、このNFTを持っていたらホテルに泊まれるなどといった「会員権的な役割のもの」など
実際のサービスとNFTとの融合が進みそうです。
CNP公式サイト

例2)LINEのNFT
LINE独自のブロックチェーン上で運営されるNFTマーケットプレイスです。

人気が出そうな特徴がいくつかありますよ。LINE NFT公式サイト

✅LINEのアカウントさえ持っていれば、誰でも気軽に始められる。
・一般的なNFTマーケットプレイスでは複雑な開設ステップが必要な場合もありますが、LINE NFTはLINEアカウントさえ
あれば、画面に従って規約の同意やパスワードの設定をするだけで簡単にアカウント開設が可能なんです。

✅LINEPay(日本円)やLINK(LINE独自のトークン)で取引が可能。
・特に海外のNFTマーケットプレイスは、暗号資産のみ決済可能というケースが多く、暗号資産を持っていない方にとっては
少しハードルが高いものでしたが、LINE NFTに出品されているNFTは、LINE Payによる日本円決済でも購入がOKです。
・LINE独自の暗号資産であるLINKでの購入もできるため、自由度の高い取引が可能になりそうですね。
・LINK自体はLINEの暗号資産取引サービス「LINE BITMAX」で購入ができます。

✅ガス代が無料。
・現状のNFTマーケットプレイスは、多くがイーサリアム・ブロックチェーンを使用しているため、NFTの取引に際して高額のガス代がかかります。(ガス代とは、ブロックチェーンを利用するための手数料のようなものです。)
・ブロックチェーン上の取引数が増えるほど高くなる仕組みとなっているため、今後さらに高騰化する可能性も示唆されています。
・しかし、LINE独自のブロックチェーン「LINE Blockchain」上で発行されたLINE NFT なら、ガス代は無料です(2022年4月13日時点)。ガス代の心配をせず、安心してNFTを楽しめるのは、LINE NFTのうれしいメリットですね。

✅他にも色んな特徴があるようですよ。
・友達同士で気軽にNFTを送りあえる。
・環境に優しいブロックチェーン作り。
・2次流通などで収益を受け取れる

✅ちなみにアメリカや海外向けには、DOSIと言うLINEのグローバルプラットフォームがスタートし、日本とは違ったサービスが受けられそうなので、これから調べて活用できるようになりたいと思います。

2023年トレンド予想

2023年のトレンドは?

それではお待ちかね、2023年はどのようなトレンドが生まれるでしょうか?
1つ1つを詳しく説明しているとかなりの長文になってしまうので、今回はサクッとだけの説明をさせていただきますね。

DeFiブームの再熱?

DeFi(ディーファイ)とは、ブロックチェーンや暗号資産を活用した資産運用の総称のことです。
コインを預けると年利何%で不労所得が得られる可能性があることで注目されています。

2020年〜2021年にかけてかなりブームとなりましたが、2022年はすっかりクールダウンしていましたが、昨年のテラショックやFTX事件などで取引所の信頼性が問われる中、自分の管理の下で資産を増やせるDeFiが最注目がされているようです。

NFTFi(エヌエフティファイ)
コインやNFTを預けて利息収入を得るタイプの資産運用ができるサービスが既に展開されていますが、2023年はそれが目立つようになるかもしれませんね。

気になるWeb3.0
2023年は概念でしかなかったWeb3.0に、具体的なサービスがついてくるように思います。
例えば、DIDアバターNFTなどです。

DID(ディアイディ)とは?
分散型IDやブロックチェーンIDのことで、Web3.0時代において自分自身を証明するものとして注目を高めています。

具体例として、例えばマイナンバーカードを持っていると、本人証明として使える健康保険証として使える、※コンビニで住民票などが取得できると言うように、マイナンバーカードに本人情報が紐づくことで様々なサービスを利用することができます。

※これは本当に便利ですよね。

忙しいところわざわざ役所に出向いて書類を申請する手間や待ち時間を考えると、本当にありがたいサービスではないでしょうか。

さらに分散型IDなので、政府などのいわゆる中央集権的な場所に自分の個人情報を提供することなく、プライバシーを守りながらWeb3.0やメタバース上で活動できるようになる世界になっていくのですね。

現実世界とは別に、Web3.0やメタバース上にもう一人の自分が存在すると言う感覚なのでしょうか?

映画竜とそばかすの姫サマーウォーズ言ったような世界観に、技術が追いついてきたという感じらしいですよ。

私はまだどちらの映画も見たことがないのでWeb3.0の世界観を理解するためにも、早速鑑賞してみたいと思っています。

AIが進化する中でフェイクを見破るのも困難になることが予測される中、唯一性を持つDIDは活躍していくのではないでしょうか。
実際にテレグラム社がDIDを利用することで電話番号登録なしで使えるようなサービスを開始しました。
その影響で、テレグラムのトークンであるTONが前日比40%上昇など、DIDへの期待が見えました。

アバターNFTとは?
DIDの技術が紐づいたアバターのことです。

あのアバターはあの人だ!ということがブロックチェーン技術によって証明されるようになり、このアバターNFT1つで、
こっちのサービス、あっちのサービス、というように色々なサービスを体験できるようになるようなイメージです。

みなさん、大丈夫ですかー?
パニックになっているかもしれませんが、
今は何となく分かる程度で、全然大丈夫です😊👌

まとめ

今回は、トレンドから振り返る2022年と2023年のバズワード!?についてお伝えしてきました!

年齢や世代にこだわらず新しいものを拒まず、学び続ける自分でいようと感じました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。読者の皆さんにとっても充実した一年になりますように。

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