「あなたは資産を守れるか！？暗号資産の知識をチェック！④～イーサリアム編～」（全5問）

①ヴィタリック・ブテリン

ロシア系カナダ人の天才プログラマー。イーサリアムのホワイトペーパー公開当時、彼はなんと19歳！！イーサリアムは世界で初めてのICO（暗号資産を使った資金調達）だと言われています。

③発行枚数は決められていない

イーサリアムに発行上限は設けておらず、現在1億枚以上が発行済みです。

②スマート

スマートコントラクトとは、契約をブロックチェーン上で自動的に行う仕組みのことです。

ある条件を満たしたら適正な結果を返す、「こうしたらこうする」といった約束をあらかじめプログラムにより決めておくことができます（契約の自動化）。

時間や人件費などのコストを削減できる上、約束事はブロックチェーン上に記録されるため、透明性が高く、不正や改ざんのリスクがほぼなくなります。

あわせて読みたい

【3分で分かる】ブロックチェーンとは？ 何がすごいの？

②

①はビットコイン、③はリップルのアドレスです！

イーサリアムのアドレスは、0x（ゼロ・エックス）から始まる42桁の英数字から成ります。もし宛先を間違えて送ってしまった場合、その暗号資産は二度と戻らないので注意が必要です。

ちなみに、ビットコインのアドレスは1または3から始まる27～34文字の英数字から成り、リップルは「r」から始まる英数字で成り立ちます。

あわせて読みたい

2度とコインを取り戻せなくなる！？スマホの機種変前に気をつけたいポイント

③セレニティ

イーサリアムは大きく分けて4段階のアップデートを予定しており、セレニティは最後のアップデートとなります。

ビットコインやイーサリアムといった暗号資産は特定の管理者不在で稼働しているため、私たち利用者（マイナー）が取引の承認を行うことで取引が成立しています。

これまでイーサリアムはビットコインと同じPoW（プルーフオブワーク）という取引承認の方法を採用していましたが、セレニティでそれがPoS（プルーフオブステーク）と呼ばれる方法に変更になります。

ここで、取引承認方法について簡単に解説します👆

例えば、はなこからこね子に1BTCを送る、という取引をします。このとき取引は一度暗号化され、第三者（マイナー）の承認を得た後、こね子に1BTCが届きます。

この暗号化されたものを一番を早く解読し、取引承認をした者に報酬が支払われる仕組み、それをPoW（プルーフ・オブ・ワーク）と言います。ビットコインや今のイーサリアムの取引承認はこのPoWで行われています。マイニングのことですね。

対してPoS（プルーフ・オブ・ステーク）とは、より多く・長期間コインを保有している者に承認の権限を付与し、報酬を与えるという仕組みです。