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- スマートフォンアプリを運営しているメルカリがブロックチェーン業界に参入?という驚きのニュースが舞い込んできました。
11月10日に開催された、国内最大規模のイーサリアム技術者会議「Hi-Con」で、株式会社メルカリがブロックチェーン技術を導入した新しいアプリ”MercariX”を発表しました。
メルカリとは?
メルカリは、日本で一番ダウンロードされているフリマアプリです。
現在、日本とアメリカ、イギリスでサービスを提供していて、ダウンロード数は1億を超えています。
日本ではダントツの規模を誇るフリマアプリで、ユーザー層は女性が8割です。
メルカリの人気の秘訣は何と言っても、
ではないでしょうか。
不用品があれば気軽に出品したり、欲しいものを購入することができ、運営側が管理しているので、安心して利用することができるアプリです。
新たなメルカリ”MercariX”とは?
”Mercari X”(メルカリ X)は、メルカリの金融事業子会社『メルペイ』と社内で試験的に運用している新しいアプリです。
MercariXは、大きく分けて2つのアプリケーションを実装しています。
一つ目は、現在のメルカリと同じような、出品者と購入者が取引を行う機能を備えたアプリケーションです。
一番の特徴は、ユーザー同士でチャット型のコミュニケーションを取れること、だそうです。
ユーザー間で自由にチャットができれば、使い方のわからない人はそこでコミュニケーションを取り、円滑にサービスを利用することができます。
そしてメリカリは、チャットが活発になれば取引量が上がることを予想しています。
二つ目は、エスクローマーケット機能を備えたアプリケーションです。
こちらの特徴は、ブロックチェーンの技術を使い、普段メルカリが担当している監視などの仲介を個人が行うというものです。
実現できれば人件費削減に繋がり、予算を開発に回せるので、より機能が充実するかもしれませんね。
メルカリ社内では試験的に、社員が独自通貨の「メルコイン」を使用して、様々な物品の売買を行っているそうです。
メルカリの金融事業子会社『メルペイ』とは?
メルペイは、2017年に設立された、決済サービスだけでなくさまざまな金融サービス提供を目指す企業です。
2018年1月に、年内の仮想通貨交換業への参入を目指すと発表しており、お金がなくても利用できるメルカリを目指しています。
メルコインについて
”メルコイン”は2017年9月に、商標登録をしています。
これは仮想通貨事業に参入することを想定していたからだと思います。
現在はメルカリの社内でのみ運用されていますが、正式にMercariXがリリースされたら、現金やポイントで取引されているところが全てメルコインにかわるということになりますね。
ブロックチェーンの技術によってメルカリを通さずに直接メルコインがユーザー同士で送られ、取引が進められていくような形です。
まとめ
今の市場規模のまま、仮想通貨メルコインが発行されたらすごい流通量になりますね。
メルコインを保有したい人が殺到するのではないでしょうか。
メルカリは、ユーザーの全員が仮想通貨メルコインが使用できるMercariXを使うのではなく、現行のメルカリと共に併用していくことになると考えています。
しかし、2018年10月の時点では社内テストの段階で公開の予定はないとのことですが、メルカリは必ずブロックチェーン業界に参入してくるでしょう。