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こんにちは。COINCATSアカデミー1期生のhirokoです。
2024年3月20日、COINCATSのBBさんが資産運用フェスタに登壇し、暗号資産(仮想通貨)への投資についてのお話をしました。
今回の記事は、その時の後半で話されていた暗号資産の稼ぎかたについてです。
前半の暗号資産の投資についてはこちらの記事を読んでみてください。初心者でもわかる!今から始める暗号資産(仮想通貨)の投資とその可能性をわかりやすく解説
暗号資産の稼ぎ方
まずは暗号資産を買う
買うためには暗号資産の取引所の口座開設(無料)が必要です。そして取引所に日本円を入金して暗号資産を買うことができます。
日本には暗号資産の取引所が30社以上あり、全て金融庁の認可を受けていますので、安心して利用することができます。
シンプルに日本円を暗号資産に両替する方法(販売所で購入)と、株式などのように板取引で買う(取引所で購入)方法があります。
販売所で買う?取引所で買う?とは
販売所で買うとは、取引所が持っている在庫から買うことで、取引所で買うとは取引所を利用している人から買うことです。簡単な例で言いますと、野菜を購入する時、スーパーで買う(販売所)か、農家さんから直接買う(取引所)かといったような違いです。ですので販売所で買うよりも取引所で買う方が少し安い価格で買うことができます。
おすすめの取引所
多様なサービスがあり、画面も見やすい初心者にお勧めCoincheck
操作しやすい画面と各種手数料が無料で使えるDMM Bitcoin
手数料が安いGMOコイン
セキュリティーが高いと評価され、取り扱い通貨も多いbitbank
セキュリティーに定評があり1円から暗号資産が買えるbitFlyer
初級編
投資初心者、投資リスクを抑えたい方はシンプルに積み立てや、長期保有がおすすめです。
暗号資産に関わらず、投資の基本であるドルコスト平均法が有効になります。(例:毎月1日に1万円ずつ買う。毎週月曜日に3,000円ずつ買う など)
ドルコスト平均法とは
株や投資信託などの金融商品には価格変動があります。 その変動リスクを抑えるため、一度に投資をするのではなく、毎月や毎週など定期的に一定額ずつ投資をすると購入額が平均化されます。価格の変動に一喜一憂せず長期的に投資がしやすい方法です。
積み立てのおすすめポイント
・誰でも簡単にできる
・安定的に資産を増やせる可能性がある
・心にゆとりが持てる
暗号資産は一日で5%~10%価格が変動することも珍しくありません。価格が上がった下がったと一喜一憂せず、淡々と定期的に購入していくことが資産を増やす近道かもしれません。
取引所によっては自動積み立てがあったり、1円単位で積み立てができたりします。
おすすめの自動積み立て取引所
コインチェック
銀行口座から直接引き落としで積み立てできる。毎月1万円~
【初心者向け】スマホでコインチェック口座開設方法 初心者向け【Coincheck(コインチェック)つみたて】のはじめ方をわかりやすく解説‼︎【暗号資産(仮想通貨)取引所】GMOコイン
取引所に入金しておけば、500円から積み立てできる。積み立て頻度は毎日1回、毎月1回から選択できる。
5分でできる!仮想通貨(暗号資産)取引所【GMOコイン】口座開設方法bitFlyer
取引所に入金しておけば、1円単位で積み立てできる。積み立て頻度も毎日1回、毎週1回、毎月2回、毎月1回から選択できる。
【初心者向け】bitFlyer(ビットフライヤー)口座開設方法をわかりやすく解説‼︎BITPOINT
銀行口座から引き落としで積み立てできる。個別のコインと複数のコインを組み合わせたパックの2種類の積み立て方法がある。毎月1回5000円~
【BITPOINT(ビットポイント)口座開設方法】をわかりやすく解説‼︎【暗号資産(仮想通貨)取引所】自動積み立ては販売所価格になりますので少し高い価格で購入していくことになります。それが気になる方は自分で決めたルールで(例えば毎月1日に1万円)取引所で買っていくのもいいですね。
自分で購入して積み立てていきたい方におすすめ
GMOコイン
最低購入枚数がある。
5分でできる!仮想通貨(暗号資産)取引所【GMOコイン】口座開設方法bitbank
指値注文だとマイナス手数料なので、かえって手数料をもらえてしまう。
スマホで簡単!国内暗号資産取引所【bitbank】ビットバンク新規口座開設方法 ビットバンク買い方売り方積み立ては初心者でも、誰でもできる資産運用方法です。
中級編
DeFi(Decentralized Finance )を活用
DeFi(ディーファイ)とは分散型金融と言われ、ブロックチェーン技術を使った金融サービス全般のことで、コインを預けたり貸したりして利息がもらえるサービスです。
その年利は高いものですと300%などと、銀行に預けていてはありえないよう利率で資産を運用することができるものもあります。利用するサービスやコインの種類によってばらつきがありますので、ハイリスク、ハイリターンではあります。
ですので利用する際は、事前に調べたり、少額から試しながら始めるなど勉強と知識が必要です。
それでも何もせずおいておくよりは利息で増やせるというのは魅力的な運用方法です。
DeFiについての詳しい記事はこちらです。【初心者でもできる!】DeFi(ディーファイ)で稼ぐ方法!(DeFiとは?)編
Defiのサービス
1.レンディング
2.DEXで流動性の提供
3.ステーキング
1.レンディンク(貸し暗号資産)
自分が持つコインを取引所などに貸し出して貸出料を得るサービスです。日本の取引所のGMOコインやCoincheck、、BITPOINTでもレンディングサービスがあります。コインによって年利は違いますが、銀行に預けているよりもかなり高い利率です。
暗号資産の資産運用プラットフォームのFUELHASHでもレンディングサービスがあります。
FUELHASHについてはこちらの記事を読んでみてくださいクリプト冬の時代だからこそ! レンディングで安全・安定運用の「FUELHASH」は、元本保証!
2.DEXで流動性の提供
GMOコインなどの取引所ではなく、ブロックチェーンのプログラミングにより自動運営されている交換所(DEX)があります。そこに自分が保有しているコインを在庫として貸し出します(流動性の提供)。貸し出すことで貸出料として報酬がもらえます。流動性の提供は暗号資産ならではの資産運用方法です。
DEXとは
中央集権的な管理者を必要とせず、ユーザー同士(個人間)で、暗号資産のスワップ(交換)などの取引を直接行うことができる、ブロックチェーン上にある取引所。
DEXについてはこちらの記事を読んでみてください今、再注目のDEX(分散型取引所)を学んでみよう!①基礎知識編
DEXで有名なのがUniSwap(ユニスワップ)やPancakeSwap(パンケーキスワップ)などがあります。
3.ステーキング
ブロックチェーンは管理者がいないためネットワークに参加したひとたちで協力し合って安全性を保っていく仕組みです。ブロックチェーンに自分のコインを預けること(ネットワークに参加する)で、参加報酬がもらえます。
年利はコインによって3%~20%だったりもします。
日本の取引所ではGMOコインやBITPOINTなどでステーキングサービスがあります。
しばらく動かさないのであればほったらかしでも資産が増えていくので魅力的です。
Defi を利用するメリット
このように細かい仕組みは違えど、Defi という暗号資産の運用方法は、コインを預けたり貸し出したりすることで伝統金融よりも高い利息が得られるのが暗号資産運用の大きなメリットといえます。
Defiの特徴
1.増えるのはコインの枚数
2.プロも使っている運用方法
1.増えるのはコインの枚数
Defiで運用した時、年利で増えるのは預けたコインの枚数ですので、日本円に換算した時の価値は、その時のコインの価格によります。
例えば、コインの価格が下がっていた時でも、何もしないでおくよりもコインの枚数は増やすことができます。
逆に価格が上がっていった場合は、何もしなかった場合よりも増えた枚数分大きな利益が得られます。
2.プロも使っている運用方法
Defiという運用方法はクジラ(1000BTC以上保有している大口の投資家)と呼ばれる人たちや機関投資家などのプロの投資家も利用しています。
それだけ信頼されている運用方法ともいえるでしょう!
Defi は初心者の方でも操作や仕組みに慣れてしまえば難しいものではありませんし、挑戦する意義は大いにあると思います。
プロの投資家も使っている運用法を、個人でも同じように使えるのも暗号資産の魅力の一つです。
応用編
ハイリスク、ハイリターンではありますが 知っておくと効率よく資産を増やせる方法があります。
暗号資産ならではの稼ぎかた
1.IEO
2.エアドロップ
3.ミームコイン
1.IEO
Initial(初期の)Exchange (交換)Offering (提供する)の頭文字をとったもので、上場前のコインを買うことです。
IEOの特徴
- 開発の資金調達を行ったり、認知度を広げるためのマーケティング手法
- まだ上場していないコインを、安い価格で購入することができる
- 暗号資産取引所がコインのプロジェクトを精査している
株式でいうところのIPOのようなもので、新しくブロックチェーンを作ったプロジェクトチームが、さらなる開発の資金調達を行ったり、認知度を広げるためのマーケティング手法です。そして新しいプロジェクトで、まだ一般に上場していないコインを、前もって安い価格で購入することができる仕組みのことです。
暗号資産取引所が、それらのコインが詐欺などではないということを精査した上で販売するため、一般の投資家も偽物や粗悪品を掴まされるといったリスクを避け、ある程度信頼性の高いコインを安く購入することができます。
またIEOでコインを安く買えた場合、上場後価格が高騰した時など、タイミングよく売ることができれば、数十倍などの利益ることも可能です。
主に海外の取引所で開催されることが多いですが、最近では日本の取引所でも行われることが増えてきました。
開催の情報を早くキャッチすることがポイントとなってきます。
2.エアドロップ
- 企業や取引所が設定した条件をクリアすることで、コインやNFTを無料でプレゼント
- 新しいプロジェクトなどの認知度を上げるためにマーケティングの手法
一般的にはX(旧Twitter)のアカウントをフォローしたり、リポストしたりと簡単な条件をクリアするものや、テストネットといって正式な製品としてリリースする前のお試し版を利用することで、開発に寄与したお礼の意味合いで、新しいコインやNFTをプレゼントしてもらえるイベントのことを言います。
こちらのプロジェクトもピンからキリまでありますが、受けっとったコインが上場した後に高値をつけた場合も利益を得ることも可能です。
3.ミームコイン
そのコインが特に使い道があるわけではなく、SNS上での流行だけで価格が変動するお遊びコインです。
ミームコインは、インターネット上のパロディやコミュニティから発生するユーモアに基づいて作られた暗号資産です。
有名なものではDOGE(ドージ)という犬をモチーフにしたミームコインがあります。
2021年に、イーロン・マスク氏が「ドージ」とツイートしたのをきっかけに注目されて、一気に90万倍も価格が上がったという伝説的なコインです。
注意!
ミームコインは、何かのタイミングで突然話題になっていきなり人気が高まり価格が暴騰したり、また話題性の熱量が下がると突然暴落したりするので無くしてもいいような資金で、お遊びとして購入してください。
価格変動が上昇していく時期ですと、少額で購入したコインが何十倍何百倍にもなるなど宝くじ的に儲かるため、夢を見て面白いミームコイン探しをやめられない人もいます。
コイにゃん
上級者
1.トレード(現物取引)
2.暗号資産FX(証拠金取引)
上級者の方はトレードをしたり、FX取引というような信用取引もできます。高いレバレッジをかけて価格変動の差額分を受け取る証拠金取引で稼ぐ方法です。
暗号資産で稼ぐポイント
・安定した銘柄を買う。
・Defi を利用して高い年利でコインを増やす
・将来有望なコインを見つけて早く安く買う
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH))のような有名なコインをコツコツ積み立てしたり、Defi を利用して効率よくコインを増やしたり、将来的に上がりそうなコインを見つけて、安いうちに買っておくことが暗号資産で稼ぐポイントです。
将来有望なコインというのは、株式投資と同じように、例えばAI関連のブロックチェーンや、現在は債券や不動産など現実の資産に紐づくようなブロックチェーンもありますので、これから見込みのあるような業界のコインを探してみるのもいいですね。
今まで紹介したコインの倍率や利率は、あくまで過去の事例として紹介したもので、今後同様の結果を保証するものではありません。
注意点とリスク
- 1.価格変動が大きい
- 2.税金が高い
- 3.詐欺が多い
1.価格変動が大きい
今は価格が上昇していますが、過去には価格が下がり低迷していた時期もあります。いつ始めるにしても短期的、中長期的な目線の両方が必要です。
2.税金が高い
日本在住の方は、海外の取引所を利用して利益が出た場合でも、全て日本の税制に則って申告の対象となります。
暗号資産は雑所得とみなされ、総合課税の累進課税に分類されます。利益が出れば出るほど税率が高くなります。
諸外国と比べても、日本の税率は高いものになっています。
この点については暗号資産が日本で浸透するのを妨げている原因でもありますが、暗号資産の業界団体が 政府や行政に分離課税を採用するようになど働きかけています。
いつか改善されて暗号資産がより多くの人に利用しやすくなる日を期待して待っています。
税金についてはこちらの記事を読んでみて下さい。【知らなきゃマズイ】税金の基本の「き」所得税・確定申告・源泉徴収・年末調整について解説します【計算方法も公開】意外と安い?暗号資産(仮想通貨)の税金解説!!
3.詐欺も多い
暗号資産は誰でも作成ができ、顔の見えないインターネット上でやり取りができてしまうため、残念ながら偽物や詐欺も多数存在します。
SNS上で知らない人からダイレクトメッセージをもらって、最初に仲良くなった後に資産運用の話を紹介され、お金をだまし取られる事例が多発しています。
注意!
簡単に他人にお金を預けない
他人にお金を預けるときは、自分でもよく調べる
暗号資産の注意点と守り方についてはこちらの記事を読んでみてください。覚えておいてね!暗号資産(仮想通貨)を始めるときの注意点と守り方。
まとめ
暗号資産の稼ぎかたは、積み立てや、トレードなど伝統的なものもあれば、Defi やエアドロップ、ミームコインを買うなど、リスクの高いものもあります。ですが他の金融商品にはない、暗号資産ならではの稼ぎかたができるのも特徴です。
一般的な資産運用では考えられないような年利のものもありますが、もこれまで紹介してきた暗号資産の運用方法は現実に現在進行形で行われています。
暗号資産を勉強して、これだけの利益が得られるとしたら勉強のし甲斐があると思いませんか?
注意する点やリスクもありますが、それは他の資産運用でも同じことです。しっかりと知識を身に着けたうえで運用していけば怖いものではありません。
暗号資産は法律も整備され、今後の社会を作っていくWeb3を支えるブロックチェーン技術を基盤に作られていますし、日本の国家戦略としても推し進められている分野です。
株式や不動産などの伝統金融と比べると、その歴史はまだ15年と浅く、価格変動などのリスクもありますが、しっかり学びながら運用することで効率よく資産運用できるのが暗号資産です。
知ってこそ選べる資産運用ですね!
前半の暗号資産の投資についてはこちらの記事を読んでみてください。初心者でもわかる!今から始める暗号資産(仮想通貨)の投資とその可能性をわかりやすく解説
こちらから動画も見てくださいね!