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「流動性」という単語は、暗号資産(仮想通貨)の世界でよく使われるキーワードのひとつです。
そもそも流動性って何?
流動性の意味を理解していると、どんなメリットがあるの?
初心者にもわかりやすく解説します!
暗号資産(仮想通貨)における流動性とは?
流動性とは暗号資産(仮想通貨)だけではなく、株式投資でも利用される経済用語で、重視するポイントの1つです。
株式投資における流動性とは、言い換えれば「売りたいときにいつでも売れるかどうか」ということです。
それは暗号資産(仮想通貨)の世界でも同じです。
暗号資産(仮想通貨)における流動性とは、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)の交換取引を「行いたいときにできるかどうか」ということです。
一般的に暗号資産(仮想通貨)の取引は、「板取引」や「取引所」という形式で行われており、その暗号資産(仮想通貨)を買いたい人と売りたい人の間で取引が行われています。
たとえば、自分が特定の暗号資産(仮想通貨)を購入したいと考えていても、それを売ってくれる人がいなければ、購入することができません。
つまり、「その暗号資産(仮想通貨)を購入したい」や「売却したい」人が大量に存在する状態なら、「流動性が高い」ということです。
流動性の高さはその暗号資産(仮想通貨)の価値を見極める重要な要素です。
流動性が高いとどのようなメリットがあるのか?
取引が成立しやすい
最大のメリットは、暗号資産(仮想通貨)を「売りたい」または「買いたい」人が多いため、取引が成立しやすいという点です。
例えば、暗号資産(仮想通貨)取引所で【1ビットコイン=50万円】と表示されていても、必ずしもその価格で取引が成立するわけではありません。
なぜなら、50万円で1ビットコインを買う場合は、【1ビットコインを50万円】で売ってくれる人がいないと買えないからです。
流動性が高い暗号資産(仮想通貨)であれば、売りたい人も買いたい人もたくさんいるので、暗号資産(仮想通貨)取引所で表示されている【1ビットコイン=50万円】に近い価格で購入することができます。
売買価格差が小さい
売買価格差とは、特定の暗号資産(仮想通貨)の同じタイミングにおける購入価格と売却価格の差額です。
たとえば、1ビットコインを買ってすぐに売ったときにいくら損をするか、ということです。
1ビットコイン50万円のタイミングでは、ビットコインを購入・売却したい人がそれぞれ50万円に近い価格の購入(売却)注文を出すことになります。
たとえば・・・
たまにゃん
ねこたむ
わんすけ
たまにゃん
ねこたむ
このように、流動性が高い暗号資産(仮想通貨)の場合、1ビットコイン50万円のタイミングだと、50万円近辺の購入注文と売却注文が並ぶので、他の人よりも有利な条件で購入(売却)価格を設定しないと、ねこたむさんのように取引が成立しません。
したがって流動性が高い暗号資産(仮想通貨)の場合、目安価格である50万円に限りなく近い価格で購入または売却が可能になります。
しかし、流動性が低いコインの場合は、売りたい人・買いたい人が少ないため、取引を成立させるために、本来は1ビットコイン=50万円なのに、51万円で購入するという注文を出さないと取引が成立しない場合があります。
流動性を調べる方法
先に説明したように、暗号資産(仮想通貨)の流動性とは、「どれくらいの量のコインが取引されているか」です。
つまり、それぞれの暗号資産(仮想通貨)の一定時間内での取引量がわかれば、流動性の高低がわかります。
この「一定時間内での取引量」を掲載している、CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)というサイトがあります。
⇩CoinMarketCap
上記の「ボリューム(24時間)」という箇所を見ると、過去24時間の流動性=取引された量がわかります。
他にも、CoinGecko(コインゲッコー)というサイトもあるので、参考にしてみてください!
まとめ
- 流動性は、暗号資産(仮想通貨)の価値を見極める重要な要素
- 流動性が高い暗号資産(仮想通貨)は取引が成立しやすく、売買価格差がない
- 流動性を調べるためには、CoinMarketCapやCoinGeckoなどのサイトがある